現状に満足することなく、開発力をさらに強化していく取り組みも始めています
開発の使命は、社会的使命やニーズの変化に応じて、的確かつ迅速に新製品を開発・上市していくことです。
その変化はますます加速し、要求される技術は高度化していきますから、氾濫する膨大な情報から潮流を正しく読み取り、必要な技術を収得しなければなりません。現状に満足することなく、開発力をさらに強化していく取り組みも始めています。

厳しい評価を繰り返し、製品化しています。
開発業務は多岐にわたっていますが、目標とする品質を得るための配合設計が最も重要なものです。
その品質にはJIS(日本産業規格)に規定された性能はもちろん作業性や長期耐久性が含まれております。
防水材は最低10年以上の防水性能が必要とされますから、耐久性を促進老化試験や屋外暴露試験(静岡・沖縄)で十分確認して製品化しています。
断熱材は組み合わせる防水材によって、それに適した表面材を品質設計します。最終的には施工実験場にて断熱防水層を施工し、最低1~2年間問題ないことを確認しています。

社会的使命やユーザーニーズの変化などにも迅速かつ柔軟に対応しています。
施工精度向上や省力化、環境への配慮等さまざまなニーズに応える新製品を上市しています。
- 主剤を着色(特許取得)し、均一混合が目視で容易に確認可能な塗膜防水材 (現在、全品種に適用)
- 寒冷地向けには、工期短縮を可能にする速硬化塗膜防水材
- ガラスメッシュ等の補強材を必要としない高機能塗膜防水材
- 健康障害を生じる危険がある化学物質等を含まない(もしくは使用制限量以下)環境対応型塗膜防水材 (現在全品種に適用)
防水材
- オゾン破壊係数ゼロの炭化水素系発泡剤を採用した、完全ノンフロン断熱材(現在、全品種に適用)